オーストラリアの鳥’Cookatoo”の話
オーストリアに来ると、
日本では見かけない鳥がたくさんいます。
今日は、かわいらしく、
オーストラリアを代表するオウムをご紹介します。
Sulpur-crested Cockatoo
サルファークレステッドクッカトゥー
フィギアになって、お土産屋さんに並んでいるこの子たちです。
真っ白な羽で覆われ、頭には黄色がとても映えるモヒカン。
クッカトゥーと略されて呼ばれているオウムです。
クッカトゥーは群れで生活をします。
そのため、一羽見つけると、もれなく数羽も見られることがほとんど。
群れで一箇所にとどまり生活をするため、
一回見つけると、その地域に行けば、また見られる可能性が高いオウムです。
ペットとしても売られていますが、
野生のクッカトゥーを捕獲してペットにすることは禁止されています。
北オーストラリアでは5月から9月が繁殖期です。
孵化まで30日、
巣で65日過ごし、巣立ちます。
餌は
ベリー、種、ナッツ、根を食べます。
人の手から食べることもあるという記事を読んだことがありますが、
野生のクッカトゥーをそこまで近くで見たことはないので、
ペットとして飼育されているクッカトゥーに限りでしょうかね?
そして、なんと、このクッカトゥーたちは、
長生きです!
最長で80年生きると言われています。
人間とほぼ一緒!
ペットとして飼おうとしてら、
2世代にわたり飼うことを覚悟して
飼いはじめないと、可愛そうなことになります。
クッカトゥーはオウムなので、
このように飼育されている場合、
「ハロー」
と話しかければ、
「ハロー」
と返してくれることがあります。
上の写真の子は、うちの子が
「ハロハロ~」
と連続で元気に話しかけ続けたら、
黄色いとさかを広げて、頭をふりふりして
挨拶をしてくれました。
うちでは「共鳴」と呼んでいますが、
人懐こいことには間違い有りません。
ちなみに、こんなかわいい風貌なのに、
鳴き声は
「ギャーギャー」
鳴きます。特徴的な鳴き声なので、
すぐにクッカトゥーだとわかります。
見た目で全てを決め付けない!
鳥にも人にも言えることですね。