生前整理という言葉をよく耳にしますが、

生前整理とは一体いつから始め、なにをすることなのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

生前整理???

生前整理は、わかりやすい言葉に置き換えるとすれば、

身辺整理です。例えば、

自分自身のクレジットカードなどの金融関係、

必要、重要書類をまとめる書類整理、

自慢のコレクションをどうするか?

不動産はどうするか?

今持っているものはどうするか?

などなど、これらを整理整頓し、ご自身の資産(負債も)を把握し、

自分の死後、残された家族や友人に迷惑をかけないようにするために

行います。

 

終活全般で言えることですが、

「飛ぶ鳥跡を濁さず」

自分の死後、残された家族、友人の負担にならないように

するために生前整理をします。

まずやること

最初に生前整理のリストを作ります。

このリストは個人個人により違ってきます。

持ち物の量、不動産などを含める資産、希望すること、しないこと。

など、個人差があるからです。

それ故、リストを作ることにより、

優先順位がはっきりしてきます。

生前整理の大きな目的として、

「残された家族に負担をかけない」

がありますから、このリストは大事になってきます。

 

 

 

 

 

 

 

「リストといっても何をリストアップするの?」

ということになりますよね。

リストに入れてほしい項目は

  • 持ち物の整理
  • お金の整理
  • 不動産の整理
  • インターネットの整理
  • 思い出の整理
  • 貴重品・骨董品の整理
  • 連絡帳の整理
  • 相続について

が挙げられます。先述したように、個人差がありますから、

この他にもリストに追加したいことがあれば、

例えば、ペットのこと、やりたいことリストなど、

自由に足してください。

 

次にすることは?

リストを作ったら、どんどん進めていきましょう!

項目ごとに期限を設けてみたり、

スケジュールとして、行う日を決めてみると進みやすくなります。

しかし、なかなか難しい・・・。

難しいというより、面倒・・・。

そうなんですね。労力がいるのです。

歳を重ねるほど、整理するものが多くなってしまう傾向があると思います。

体力があるうちに土台を作り、整理整頓しておけば、

あとは更新したり、見直ししたりするだけなので、

だいぶ楽になります。

「まだ早い」はありません。

生前整理に役に立つもの

生前整理の項目は、

持ち物の整理、断捨離などを除けば、

エンディングノートに書き記すことがほとんどです。

エンディングノートを書くということも

生前整理の一部であります。

まとめ

大切な家族のため、最愛の人のために

生前整理はとても大切なことだと言えます。

そして、身辺の整理をすることにより、現状が把握できます。

現状がわかれば、必要、不要がわかり、

しなければいけないことが見えてきて、未来設計ができます。

少しずつでもいいので、

体力がある若いうちからはじめることをおすすめします。