日本語?英語?どっちで考える?
こんにちは。
ファミリサポートのしゅううです。
英語って難しいですよねぇ。
日本語もちゃんと喋ろうとすると、
難しいですよねぇ。
言語を勉強するって難しいですよねぇ。
とおーーーーい昔、英語を一生懸命勉強していた頃、
英語文法の先生が言っていました。
「英語の考え方と、日本の考え方は違う。」
例えで教えてくれたのは、
誰かがドアのノックしています。
日本語
「どちら様ですか?」
英語
“Who is it?”
日本語だと、相手が「人」という前提で
ドア越しに話しかけますよね。
でも英語だと、it を使います。
Whoとは言っていますが、It を使っているので、
その先生は、
「人かどうかわからないから、itを使うんだ。」
とおっしゃっていました。(ほんとうか?)
ちなみに、この先生は、
イギリスの大学院で言語学を学んだ先生でした。
あとは、
go と come も間違えやすいですよね。
日本語で、
「そちらに行きます。」
は、英語で
“I’m coming”
日本語を直訳し、英語にしようとすると、
Go を使いたくなりますが、
相手がいる場所に行く場合は COME を使いますね。
でも、日本では、COME が GO と同じように使われる。
って習ったことありましたかね?
私は全然覚えていない・・・
ここで、
バイリンガルを目指している子どもたちは、
この言葉の感覚的なものが、
どちらかによってしまうことがあるようです。
普通に日本語で話していても、
言い回しが、英語的。
文法とかの問題ではなくて、
言い回しです。
私がそっちに来るね。
日本語としては、おかしいですよね?
I’m coming to your place.
これを直訳しているわけです。
頭の中では英語の考え方は知っていて、
日本語での考え方がわからない場合、
このようなことが起こるのだと思います。
日本語の情報量が足りないとこうなります。
オーストラリア育ちで日本語ペラペラの
バイリンガルの友達は、
「日本語の考え方のほうが好き。」
と言っていたことがあります。
このように、将来的には、
英語と日本語の両方を理解し、
ちゃんと使い分けることができるようになると思います。
というより、目指します。
英語脳はこちらの学校で、基礎は作られるとおもいますが、
日本語脳は鍛えてあげないといけませんね。
バイリンガルに育てるために、
親自信も、英語の考え方を学び、
英語の言い回しをしてしまった子供に、
「その日本語はへん!」
と叩き切るより、
「それは英語の言い回し・・・・」
みたいに、理解を示しながら、
日本語の言い回しを伝えられるといいですよね。
私も勉強しなきゃ!