教育係

こんにちは

ファミリーサポートのしゅううです。

 

 

 

 

オーストラリアでは缶、ビン、ペットボトルなどを

回収してくれる場所に持っていくと、

一つ10セントで買ってくれます。(交換してくれる?)

 

 

 

 

リサイクル出来るし、お金もいただけるという事で、

空き缶などを持って、リサイクルをしに行ってきました。

 

私が行くところは、ドライブスルーみたいに車で乗り入れることが出来ます。

機会に自分で入れていくところもあるみたいですが、

ここはスタッフに空き缶を渡すと、スタッフが手で何本あるか数えてくれます。

こちらの負担が少ないので、私は気に入っています。

 

今日行ってきたら、

いつもは何も喋らず、あまり挨拶もしてくれない男性スタッフが、

“Good afternoon.  How is your day?”

 

と、とても丁寧に話しかけてきてくれました。

急な態度の違いに驚いてしまった私が、

「あぁぁぁ・・・Good thanks」

となぜかたどたどしくなってしまいました。

 

気を取り直して、空き缶の袋を渡し、

数え終わるのを待とうとしたら

「数えている間、あちらに車を移動してください」

と言われました。

 

車の移動は、だいたい混み合っている時に言われます。

どんどん車をいれて、準備していったほうが効率がいいですからね。

 

しかし、今日は周りを見回しても私だけしかいません。

私の分を数えるのに、3人がかり。

30秒ぐらいで終わってしまいそうな量しか持ってきていない私。

 

車を移動させる必要ある?

 

と思いましたが、スタッフが言っていることに逆らっても仕方がありません。

車を指定された、空き缶を数える場所とは反対側に移動させました。

 

エンジンを切って、車から降りると・・・

 

もうすでに数え終わり、換金担当の女性スタッフが私を待っています。

 

「え?私を待ってる?」

 

困惑です。もちろん私とスタッフ以外誰もいません。

間違いなく、私を待っています。

 

人を待たせることが嫌いな渡しは、パニックです。

 

 

 

 

お金を受け取り、そこから出ていっても、誰も来ませんでした。

知っています。これは結果論だと。

でもですよ、缶を数える場所は3箇所あるのです。

3台目が並び始めたら、車を移動させたらいいのではないか?

と思うわけです。

 

オーストラリアでこれだけ融通のきかないことを体験したのは

はじめてかもしれません。

彼は、憶測ですが、責任者の研修・トレーニング中で、

マニュアルに

「車の移動をお願いする」

というものがあるのだと思います。

それを忠実にこなしただけ。

 

「前回は移動しろなんていわなかったじゃないか!」

 

ということを言われないためにも、毎回お願いしたほうがよい。

クレームに成りうることをしない。ということだとおもいます。

 

この男性スタッフには、経験を積んでいただき、

その場その場にあった処理ができるようになってほしい。と思いました。

 

経験からものを語れるようになります。

経験が少ないと、融通がきかなく、考えることができません。

経験を得ることにより、視野が広がり、多方面から物事をみることが出来るようになります。

 

娘たちにも、いろいろと経験をさせ、

視野を広げていけたらいいなぁ。とぼんやりと思いました。

 

というお話でした。