オーストラリアに移住をしまして

こんにちは

ファミリーサポートのしゅううです。

 

 

 

 

 

私は10年以上前にオーストラリアに移住することを決め、日本を出てきました。

オーストラリアはいいところです。

特に私が住んでいるゴールドコーストはリゾートとしても有名な場所でありますので、

気候がとてもいいのです。

冬でも暖房が毎日必要ということもありません。

実際、うちにはストーブがありません。

とても気に入っているので、できればこのままゴールドコーストに住み続けたいと思っています。

 

さて、そうなると、ゴールドコーストにお墓をつくるのか?

ということになってきますが、(なりませんか?)

私はお墓を作る気がありません。(今の所ですが)

理由は、「死後もお世話をされるのは申し訳ない」です。

 

お墓は死後そこに眠っている場所ではなく、

「魂が宿る場所」と聞いたことがあります。

たしかにお墓参りに行ったからといって、故人に会えることはありません。

しかし、悩みを墓石に投げかけ、なんかスッキリしたり、

身が引き締まる思いをしたことはあります。

今考えたら、そういうことだったのかな?とも思います。

 

しかし、ここゴールドコーストの伊藤家は私たち家族が始まり。

先祖はいらっしゃいません。私に縁のある方はみんな日本にいます。

そして、ゴールドコーストで最期を迎えたいと考えている私には、

自然葬が合っているのではないかと考えています。

 

自然葬とは、お墓を持たず、遺灰をまき、自然に戻す葬送方法です。

オーストラリアの火葬は、骨の形が残らないぐらい強い火力です。

日本の葬儀で一般的な「お骨上げ」はできない状態ですね。

灰になり、それを撒く。私はこれで十分に満足です。

 

 

 

 

ゴールドコーストで自然葬を行うには、まず散骨する場所の権利を

ゴールドコースト市から買います。

この権利が$2718(2020年-2021年6月までの値段)します。

墓地の一画に散骨専用の場所があり、そこに撒けるようになるための費用です。

ちなみに、自然葬は英語で

Natural Burial

といいます。

 

 

 

 

この他に、葬儀の費用がかかってきます。

簡単な葬儀にしよう。と思っていても、火葬はしてもらわないと困るので、

葬儀屋さんは必要になりますよね。

安くても$1000以上はします。

そして、遺言書にこれらの希望を明記しておけばよい。

ということですね。

 

で、遺言書にだけ書いておくと、

「え?そんなこと思っていたの?」

とびっくりされるとこまるので、ここでもエンディングノートを活用して、

葬儀の希望を書いておきます。

 

 

 

 

 

 

 

エンディングノートはやっぱり必要ですねぇ。

(ノートもそうですが、家族との話し合いも必要ですよね。)

 

ゴールドコーストの自然葬を今の所希望をしていますが、

他の自然葬の仕方もいろいろあるようです。

たとえば、ケアンズのほうで海洋散骨。とか。

命日に毎年ケアンズに家族ででかけ、偲ぶ会などをしてくれたら、

それはそれでたのしそうだなぁ。

とか思います。

 

私の基準が「迷惑をかけたくない」になっているので、

今は自然葬を希望していますが、

もしかしたらお墓を持ちたくなるかもしれません。

情報がやっぱり必要ですよね。

 

では今日はこのへんで。