日本語補習授業校ゴールドコースト校

こんにちは。

ファミリーサポートのしゅううです。

 

 

 

 

 

今日は、ゴールドコーストで日本教育が受けられる

クイーンズランド補習授業校ゴールドコースト校について

ご紹介いたします。

 

ゴールドコーストのロビーナに

文部科学省から派遣され赴任している校長先生が在籍している

日本政府認可の補習校があります。

補習校は毎週土曜日、午前8:50~午後12:25までの授業を年間40週、

オールセインツ アングリカン スクールの校舎を借りて、行われています。

小学校1年生から中学3年生まで200人以上が在籍しております。

 

教科書は、日本政府から無償で配布される教科書を使い、

日本の学習指導要項に添い、授業が進められてい行きます。

しかしながら、限られた時間内での授業ですので、

国語と算数がメインの科目になっています。

図工、音楽などの授業はありません。

 

先生方は日本の教員免許をお持ちで、

しっかりと日本教育について学んできた方ばかりです。

 

補習校のいいところは、

日本の行事に触れられることです。

たとえば、オーストラリアには日本で毎年行われる運動会はありません。

Sports day

と呼ばれている日はありますが、言い方に語弊があるかもしれませんが、

ただ運動をいっぱいする日。という印象です。

グループになり、アクティビティを順番に行っていく。という感じです。

しかし、補習校に通っていれば、

運動会が体験できます。

定番の綱引き、大玉転がし、紅組白組対抗リレーまで様々な競技が行われます。

紅組白組と対決することで、学年の枠を飛び越え、みんなで必死で勝利に向かいがんばります。

毎年、中学3年生が応援団になり、応援合戦も行われていて、白熱します。

 

他にも、七夕、補習校祭り(文化祭)などがあり、

それにむかい、クラスで団結して成し遂げようと絆も生まれます。

 

週一回なのに、これらの行事をすることには理由があり、

補習校は、

「いずれ日本に帰国し、日本の学校に編入したときにスムーズに適応できるように」

という目的があるからです。

補習校は

「日本の学校教育を提供する施設」

とし、日本語会話に特化した塾、書き方に特化した教室ではないとしています。

 

バイリンガルだけではなく、バイカルチャーの子を育てるには、

必要な教育施設だと私は思います。

 

しかしながら、子供も親も大変です。

子供は月曜から金曜日まで現地校で勉強をし、

土曜日になったら日本語補習授業校に行く。

日本語の宿題と英語の宿題と毎日宿題漬け。

これ、結構大変です。

 

親は、毎週土曜日の送り迎え。

そして、宿題のお手伝い。(宿題が多いです。漢字テスト毎週です。)

これ、結構大変です。

 

最後に、

現地校と補習校の卒業式。

2回あるということで、2回泣くチャンスがあるということです。

 

これは密かな私の楽しみです。

 

バイリンガル、バイカルチャー、子供の選択肢を増やす

これらのために、ゴールドコーストに移住した際には、

こちらに入学をすることを検討してみてはいかがでしょうか?