日本人としてオーストラリアで生きる!

こんにちは。

ファミリーサポートのしゅううです。

 

 

 

 

オーストラリアで日本人として生きています。

当たり前ですが。

多民族国家であるオーストラリアでは、

いろいろな文化を背景に持つ人々が住む、

素晴らしい国です。

子供の頃、日本しか知らず、周りは日本人だけ。

海外の文化を持つ人

という人は特別でした。

 

 

 

 

 

オーストラリアで育つと、

子供の頃からいろいろな文化に触れる事ができます。

 

例えば、レストラン。

キムチ、チヂミ、ビビンパ、プルコギなどが有名な韓国料理。

トムヤム、グリーンカレーなど香草たっぷりのタイ料理。

いろいろな種類が選べるインドカレー。

もやし、ミント、レモン、チリと一緒に食べるフォーはベトナム料理。

 

アジアはもちろん、

スペイン、イタリア、フランス、ブラジル、メキシコなど

いろいろな国の料理を食べることができます。

つまりいろいろな国の文化に触れることができます。

 

意識をしていなくても多文化にふれることができる国

オーストラリアです。

 

多文化に触れていることで、広い視野が持てるようになると私は思っています。

 

例えばですが、

日本食レストランで働いているとします。

オーナーはオーストラリア人です。

日本食レストランだから、日本人を雇っています。

しかし、全員とはいかないので、スペイン人、韓国人、ブラジル人、日本人、中国人と

チームはいろいろな国籍で構成されています。

 

日本食だから、日本人は日本文化の当たり前を持ち込み(仕事の姿勢など)仕事をしてしまいます。

他の国のスタッフも自国ではレストラン経験があります。

が、しかし、

日本の「当たり前」は他のスタッフは理解できません。

しかし、日本人スタッフは、

「なぜ理解できない?」「こうあるべきだろう」

と、考えてしまいます。

日本人と他国のスタッフでは、スタンスが違いすぎるのです。

 

 

 

 

 

中国人と日本人の求める「仕事の優雅さ、綺麗さ」は違いますし、

ブラジル人と日本人の「仕事の時間の使い方」も違います。

日本人とラテン系の「接客時間」を比べたら、全然違います。

 

どっちがよい。どっちが悪いではなく、

「基準」「ゴール」が違うのです。

 

これを理解しないと、大体の日本人は辛くなってしまいます。

または、他国の「基準」を間違えて解釈し、

仕事をしなくなります。

 

日本で育ち、日本の感覚、視野で働くと、

文化の違いという壁にぶつかります。

視野が狭いので、辛くなってしまうということです。

 

オーストラリアでは、オーストラリアの視野を得ることができます。

いろいろな背景を持っている人と友達になれば、

またそこで、視野が広がります。

視野が広がれば、視点か変えられ、

上の例えのような気持ちにならず、文化を踏まえた上で

「適材適所」を考えることができるようになります。

 

しかしながら、オーストラリアで子育てをしていると、

日本国籍を保持しながら、

日本文化を知らないで育ってしまう。

ということが起こります。

 

これは困ります。(私的に)

 

子供はオーストラリア生まれ、オーストラリア育ちでも、

日本人として、英語を使って欲しい。

 

日本文化を知った上で、いろいろな国の文化を知り、

視野を広げて欲しい。

 

バイカルチャー。

前にも話しましたけど、これがやっぱり大事です。

 

日本語補習授業校。

入学式、卒業式、豆まき、運動会、文化祭(補習校祭り)、七夕など

いろいろな日本では毎年当たり前に行われる行事が

体験できます。

宿題が多く、親も子も大変ではありますが、

こういった教育施設は、

視野を広くするためと、選択肢を増やすためには

絶対に必要だと思っています。

 

日本語を勉強するだけではなく、

日本文化を含め勉強する

ということがオーストラリアでの子育てには必要だと

私は思っています。

 

 

 

 

 

補習校でなくてもいいのですが、

書道、そろばん、太鼓、日本舞踊など

いろいろな日本文化に触れられる習い事があります。

一つでもお子さんが楽しめるものを

習わせてあげられたら、お子さんのためになると思います。

 

 

 

 

 

ぜひ、オーストラリア子育てに、日本文化を合わせてみてくださいね。